1996年5月〜2009年12月。35万キロ走行。 子供たちとキャンプをしたり、スキーにでかけたり、旅行をしたり、スーパーファミリーカーでした。この頃のスペースギアはカンガルーバーと呼ばれるバンパーがついていましたが、危なそうなので取り外していました。
足回りが当時人気だったパジェロと同じな1ボックスワゴンです。買った頃は、デリカスペースギアと、デリカスターワゴンとありました。スターワゴンはトラックのように運転席近くにエンジンがあります。スペースギアはパジェロベースでボンネットにエンジンが納まります。スターワゴンも人気でスペースギア登場後も当時は併売されていました。私も新しいスペースギアの見た目になじめないところもありましたが、エンジンがボンネットに収まったことで室内が静かなのでスペースギアを選びました。 当時、選択肢となったのは、パジェロ、デリカスペースギア、ランドクルーザー、ランドクルーザープラド。ランクル、プラドは、サスがふわふわで妻が車酔いしそうと除外。パジェロに決定しそうなところで妻が家族ででかけるには室内が狭いとこれも妻からクレーム。そこでスペースギアをすすめられたのでした。試乗すると、パジェロに近いしっかり感でこれでよしとなったのでした。私は最初あまり好きではなかったのですが(パジェロがいい感じだったので)、使っているうちに好きになりました。 よい点は... ・ 8人乗りシートはテント替わりで宿泊代をうかせられた。 ・ スライドドアは狭いところでも使い易く、駐車場で開けたまま休憩できる。 ・ ディーゼルの燃料の軽油は当時は税率が低く、ガソリンの半分くらいの価格だった。燃費は10Km/Lほどでも当時70円/Lくらい、60L満タンでも5000円かからない。 ・ ハイルーフは高さで3ナンバーとなるが標準ルーフは5ナンバー。車幅は5ナンバーなので駐車場出し入れが楽。高さ2m未満で立体駐車場も殆どOK。 ・ 当時の売りのメカ、スーパーセレクト4WDは便利だった。後輪駆動2WD、センターデフ式4WD、センターでフロック4WD、センターでフロック4WDスーパーローのモードがあった。燃費を気にしないので殆どセンターデフ式4WDのまま。このほうがエンジンブレーキ時も4輪にトラクションがかかるので姿勢変化少なく乗り心地よいので。除雪の悪いところなどでもセンターデフロックまで使うことはなかった。 ・ タイヤ径大きく、除雪後のでこぼこ走りの不快感がやわらげられる。 ・ 背が高い割りに、重いせいか横風も感じにくかった。 ・ 背が高いので見晴らしよく、子供たちに好評だった。 ...家族でいろんなところにでかけました。スーパーファミリーカーでした。走行距離は35万キロを超えました。
私がもう少し、冬季ケアをすればよかったのですが、車のケアは全くしない私でした。洗車という文化も当時の私にはありませんでした。凍結防止剤により腐食で、下回りの修理増え、最後はデフケースからデフオイルがにじむほどに。当時は三菱の不正がとりざたされた時期でもあり(その後三菱自動車は沈みました)。やむなく乗り換え。その後の車から冬季は下回りだけ水かけするようになりました。今でも好きな車です。
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