PCを新しく組んでCPUも最近のCore i7-12700Kにして快適なのですが、高性能CPUゆえの新たな問題がでてきました。動作温度です。CPUがフル稼働すると、CPUに付いてくるようなCPUクーラーでは冷却が間に合いません。だいたい100℃(TjMAX値)くらいでCPUの安全機構が働き、クロックがさげられ、発熱も減るので心配はありませんが、それでも95℃以上が続くのは精神的によくありません。かといってフル稼働時間は少ないので、でかいCPUクーラーを付ける気も今のところありません。 マザーボードのUEFI(BIOS)設定で動作電力を制限できるので、それで対応することにしました。上限80Wくらいに設定すれば、メジャーなベンチマークソフトCinebench2024でテストして90℃前後に収められるようです。Core i7-12700Kの規定動作電力は125Wですが、これだとCinebench実行数十秒で安全機構(サーマルスロットリング)が働きます。 毎日、動画エンコードの仕事などしていれば冷却性能の高いCPUクーラーが必要ですが、年に数回ですので、しばらくはなんちゃってクーラー(メーカー純正がなんちゃっと呼ばれる時代になりました.65Wまでの対応ですから)で続けます。
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