参議院議員選挙が終わりました。政権政党の自民党の成績が思わしくなかったので、マスコミがリーダーの進退について突っ込んだり、グループ内でも同様の空気がある様子です。何かうまくないことが起こると、すぐに「責任」とか「責任とってやめる」とかの空気でます。すぐに「責任」ふりかざして突っ込みかけるマスコミもなんとかの一つ覚えみたいだし、失敗の原因が一人だけのせいとも思えないのに周りが「責任」とかいう雰囲気にしらけます。 選挙といえば、私は特にお気に入りグループがあるわけでないときは二番手応援です。好きな形としては2政党のいったりきたりです。イギリスでいえば労働党と保守党、アメリカでいえば共和党と民主党のような。どちらもその他小さいグループもあります。 私だけの認識かもしれませんが、世の中大きく2つです。賃金払う側ともらう側、作る側と使う側、お金持ちと私のようなピーピーなどなど。どちらもよいWinWinはまず無理です。あるときは片方がよくあるときはもう一方がよく、いったりきたりのバランスでなんとかするしかないと感じます。それで対等な2政党のいったりきたりがよいかなと考えるわけです。 これには私が感じる日本人気質にあわないこともあります。時に決済が遅れることです。マスコミがよく「ねじれ国会」とか言葉を使います。引っ張り合ってバランスしながらすすむ国会状態とは表現しません。もひとつ、ルールが変わりやすいことです。日本人はルールを守る能力は高いと感じますが、変えたり変わることに適応する能力は疑問に感じます。 日本に2政党のいったりきたりきてほしいですねえ。
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