Covid-19でOB演奏会もままならい昨今ですが、中村さん葬儀で顔を合わせたOBで「吹奏楽したいね」という話題が出ました。 「吹奏楽したいね」の意味ですが、中高年世代のOBが中高生のころ演奏した吹奏楽の古典(吹奏楽オリジナル)を、年をとった今また演奏してみたいねという意味です。 吹奏楽曲は、オリジナル、アレンジを含めて新曲が登場して演奏されることが多いです。おそらくオーケストラ系よりも動きは大きいでしょう。また、中学・高校の部活とコンクールと併せて定着してきたことは、イギリスの金管バンド文化と似てきたと感じます。 それで「吹奏楽の古典」ですが、今の中学・高校のバンドでは殆ど演奏されることのなくなった吹奏楽オリジナル曲を演奏してみたいということなのです。今の高校生や若いOBの人からすると「何それ?」ってゼネレーションギャップも出るかと思いますので、夏の演奏会の場を借りたりちょっと別の場を設けてやってみませんかということなんです。 どんな曲があるかというと、コンクール初出場時の「聖歌と祭り」とか「吹奏楽のための民話」とか「序奏とカプリス」とか「ページェントリー序曲」とか「キンバリー序曲」とか「春の猟犬」とか「インペラトリクス」とか「ホルスト第一組曲」...などです。 中高生の頃は、技術的にも音楽的にもいっぱいっぱいだったかもしれません。中高年になると意外と楽しめるかもです。企画してみませんか。 イギリスのブラスバンドに関連して...イギリスのブラスバンドと日本の吹奏楽を比べて第一に気付くことは音量です。イギリスのブラスバンド(金管)、大音量ではありません。それと比べると日本のブラスバンド(吹奏楽)は総じて大音量かなと感じます。イギリスでは地域の祭りや街中などでブラスバンドが演奏することを普通にみかけますが、心地よい音量です。そばで会話しながら聞けるくらいな感じ。 |