北海道へ
2005/08/06(Sat)
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出発
 夜も明けやらぬ3時すぎ、出発準備にとりかかりました。行きは、高速道路の少ない日本海側を北上するので、早目に出発することにしました。また、走り慣れたところは、景色も珍しくないのて、空いた時間帯に先に進もうとも考えました。
 荷物の積載は、普段はトップバッグかサイドバッグのどちらかで十分ですが、夏の北海道ツーリングでの突然の寒さ対策のための防寒装備を持ったので多くなりました。サイドバッグ右側に、オーバーパンツ、防寒下着、防寒手袋、インナー手袋、フェイスマスク、トレーナーと、新潟の春・秋並の装備が入っています。結果的には、ここまでは必要ありませんでした。雨具を防寒具兼用にも使えば、トレーナー1枚とインナー(オーバー)グローブくらいで十分でした。
KITAのツーリンググッズ
鳥海山と夜明け
 北陸道で終点の中条まで行きます。そこからは国道7号線を北上し、山形県に入ります。酒田市あたりで夜明けになりました。写真は、鳥海山と日の出です。この辺りまで来ると、日帰りツーリングでは来ることの少ない場所になるので、周囲の景色が目に新しく写り、旅をしている気分が高まってきます。
R46
 今回のツーリングの目的は、北海道での「RC42@国道」写真の取材です。また、東北地方で取り残していた46号線も走りたいと、思っていました。秋田市の手前で7号線から別れ、協和を目指しました。そこで、46号線を走り写真を撮りました。そのまま、東北道の盛岡と進み、そして青森へ向かおうと考えていましたが、ガソリンスタンドで聞くと、青森へは、能代方面からのほうが近いということで逆戻りし、秋田道に入り、能代経由で青森へ向かうルートに変更しました。能代からは、国道7号線に再び入り、東北道碇ケ関インターから青森へと進みました。
 帰って来て地図を見ても、協和-(R46)-盛岡-(東北道)-青森でもそんなに違わないのではないかなあと、思ってしまいます。いつか試してみましょう。
東北道
 折しも東北は、夏祭りシーズン。青森では、「ねぶた祭り」の期間中です。青森へ向かう車も多い印象をもちました。
 しかし、今日も暑いです。日の出前、バイクで風を切っていると、肌寒いくらいだったのに、うって変わり、どんどん暑くなってきます。写真の光線の具合からも、暑さを感じてもらえる思います。脱水症と熱中症に気をつけ、適当に水分や栄養補給しながら青森をめざしました。
青森-函館フェリー
 フェリーターミナル到着。周辺の道路状況は、昔(20年くらい行っていないので)と変わっていましたが、強い味方のナビがあります。正確にターミナルまで誘導してくれました。ナビのおかげで、交差点確認(この交差点でよいなかと、確認したりの)時間が無くなり、時間を最大限に有効に使えました。
 青森-函館フェリーは、長距離フェリーのような予約困難ということは少ないです。青森まで自走する人は少ないのでしょう。料金・運賃は、あわせて4,700円でした。
ツーリスツ
 フェリーには、北海道に向かうライダーも多くいました。佐渡への帰省でフェリーには乗り慣れているのですが、ツーリングライダーの一人になると、旅をしている気分が盛り上がります。しかし、ものすごく暑い日になりました。上着類をみんな脱ぎ乗船しました。しかし、これが後になってフェリーの冷房が強く、ゆっくり休むことができないことになろうとは、思いもつきませんでした。佐渡へのフェリーより一回り小さい感じのフェリーです。
同世代
 暑くてジャケットを脱いだのですが、船の冷房が強く寒いのです。ハーレーで札幌をめざす方と、「寒くないですか?」から始まり、私と同年代くらいということもあり、話に花がさきました。単身赴任先の熱海からということで、家族の待つ札幌まで帰省のためのバイク移動ということでした。ハーレーのツーリングモデルであれば、たんたんと走る長距離も快適でしょう。
 「今日どこでキャンプしようか考えている。」と、話すと「洞爺湖あたりはどうですか。」と、すすめられました。コース的にも時間的にもいい位置なので、そこに決めました。
R5
 函館から洞爺湖をめざして、まず国道5号線を走り始めました。うる覚えの記憶と道路標識の案内が違います。「ここはどこ?、私は誰?」となってしまいました。ナビも知らない道を案内します。「う〜ん...???...まあナビの言う通りにしてみよう...」と、走り出しました。函館からの5号線はバイパスができていたのでした。丘の中腹を通る見晴しのよいバイパスです。「浦島太郎だなあ」と、思いつつ走り、写真も撮りました。
 今は長万部、室蘭、苫小牧を通る高速ができています。札幌を目指す人は、こちらをまわるようです。私は、洞爺湖を目標にすると、長万部からは国道37号が走れるので、37号を使いました。日が落ちてきたので、37号線の「RC42@国道」は、明日にすることとしました。食料を買い出し、燃料を入れ、テントを張りました。もう少し走るとオイル交換もしなければなりません。明日どこかのバイク屋で入れることにしましょう。

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