北海道へ
2005/08/07(Sun)
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R37
 夜が開ける前に起床して行動開始です。明るければ景色も楽しめます。写真も撮れます。今回の旅のスケジュールはタイトです。「明るいうちは走る」「暗くなったら休む」を基本にがんがん走ることにしました。
 昨日、日が落ちてとれなかった37号線の標識写真を撮りました。運良く日の出をバックに撮ることができました。札幌をめざして走ります。通過点の室蘭にて「R37完走」。
R36
 室蘭から札幌までがR36です。R36を苫小牧まで走りました。そこからは、高速で札幌へ向かいます。今回は、完走より、むか〜しの忘れ物、記念写真撮りがメインです。ポイントに向かってガンガン走ることにします。
R12
 札幌までくれば、次は、札幌-旭川の国道12号線です。R12の写真は、道央の交通の要所旭川で撮りたいです。旭川には、年賀状だけで30年会っていない旧友がいます。突然の襲撃にあいさつ無しでは失礼だし、いなくてもあいさつだけおいてくればいいしと、札幌でお菓子を買い、旭川に向け高速にのりました。12号を走らずに高速に乗って正解。高速は初めて通る道ですから。高いところを走るので12号より北海道らしい風景が楽しめます。旭川手前で降り、12号を走って写真を撮りました。
再会
 旧友宅には電話を入れようか、入れずに行こうか。電話無しでは失礼だなあ、昔のように男一人下宿を襲撃するのとは訳が違うし、奥さんも家族もいるし...。まあ、そこは小生ということで許してもらおう! 奇襲攻撃に決定。さて、ここでもナビはすごい。だいたいの住所をセットして...あとは、現場の表示と、近所の人に尋ねて...。ロックオン!、ありました。ありました。「ピンホーン...KITAです」「おー!!!」...「雰囲気変わらん」「おやじになったな」などなど。奥様、突然の襲撃すみませんでした。
 今回の旅の話をして、ゆっくりできないことを言うと、「相変わらずだねえ」と、あきれられ。「これから、富良野まわって釧路まで行くんだけど」と言うと、「今から釧路かよ」と、さらにあきれられてしまいました。行った先に、知り合いがいて、世間話ができるってのは最高であります。これも旅の楽しさ。若いときいっしょに過ごした仲間というのは、何の前置きもいりません。やっぱ人が一番。
R40
 旭川から稚内までが国道40号線です。宗谷岬の最北端モニュメントは、記念写真の定番です。今日のコースは、標識記念写真だけ。旭川近くの和寒町辺りまで行って、釧路方向へバイクを向けました。
 さて、時刻を確認すると、再会で楽しい時を過ごしたので富良野をまわる余裕は無さそうです。R39、R273で十勝、帯広方向へ。場合によっては、十勝、帯広をパスしてR241、R392で釧路を目指すことになるかもしれません。富良野よりのコースでは近道は無くなってしまいますので、富良野は寄らずに、まずはR39方向へバイクを向けました。
R39
 旭川-網走を通るのが国道39号線です。帰りのコースで網走からここを走ることも視野に入れています。層雲峡を過ぎたら大雪山越えのR273方向へルートとります。層雲峡での一枚です。
 この辺から雲行きが怪しくなってきました。山のほうに雲がかかっています。山への上昇気流で雲ができているのでしょう。雲の厚さを見ると、雲の中は降っていそうです。休憩ついでに雨に備えることにしました。カッパ、ブーツカバー、ゴム手袋、荷物にカバー。これにかなり時間をとられました。バイクツーリングでは、濡れてしまうと、気持ちがくじけますし、その後の始末も面倒です。転ばぬ先の杖...面倒でも用心用心。
 峠を登り始めると、降ってきました。夕立ちのようないい降りになることも。しかし、装備は万全、へっちゃらです。ただし、コーナーでのタイヤグリップは急激に弱まりますからペースを落として安全にです。
士幌あたり
 峠を降りてくると、雨はあがりました。十勝、帯広方向に走っていると、北海道ならではの広々とした牧場風景が広がってきました。あいかわらず、写真をとらずに走ってしまいました。これは雨の装備をかたづけようと、止まったときの一枚です。忘れ物探しのはずが、三つ子の魂百まで...です。走っていれば楽しいし、新しいCBナナハン(RC42)は実に快適なのです。
R38
 帯広市内を通っていると釧路に着くのはだいぶ遅くなりそうです。風呂にも入りたいし、キャンプ場のめぼしもついていないし、とりあえず釧路までの最短のルートをとることにしました。ここでもナビは便利、近そうなルートをセットしてスタート。交差点の通過や右左折の確認のために地図を開くという手間がなくなるので、時間を無駄にすることがありません。スムースにR392に入ることができました。
 R392をけっこうなペースで走っていると、後ろから軽自動車が近づいてきました。ツーリングの時は、地元ナンバーのペースの速い車の後ろにつくと、いろいろ安全に楽に目的地につけるので、そういう走りをすることが多いです。そこで、その車の後ろにつきました。しかし、そのペースがすごいのです。こちらは動力性能的にはついていくことは問題ありませんが、いろいろな問題を考えて躊躇します。まあ、地元の人だろうし、出すには、いろいろとそれなりに自信があるのだろう。その車に運をあずけることにしました。おかけで、ものすごく早く白糠町R38まで着くことができました。その車はそのまま釧路方向へ。お〜怖かった...って何が怖いのでしょう? 私は暗くならないうちにR38の写真を一枚。
R44
 釧路に入ると、国道沿いに見慣れた看板。レッド○ロン。おおっ! オイル換えてもらおう。行くと、なんとか会員じゃないとだめとか。おお、大名商売してるなあ、そんなもんかと思い、一抹の寂しさとともに、はいはいと店を出ました。さて、それでは、明日のことはわからないし、ここまで来ているから、明日の走る予定のR44の写真を一応とって、キャンプ場探しや、夕食、買い出しでもするかと、暗くなってしまいましたが、一枚とりました。これが、あとでとっておいてよかったと、思うことになろうとは思いもしませんでした。
 キャンプ場は、「山花公園オートキャンプ場」にしました。有料ですが、今日はシャワーなどもしたいこともあり、設備の整っているところにしました。門限(6:00-22:00)があったり、料金がかかったりするいわゆる今時のキャンプ場ですが、ここはおすすめといってよいでしょう。近くに温泉施設(山花温泉リフレ)もあり、さらに便利です。フリーサイトは芝生ですので。寝心地や雨に対して快適です。温泉に入り、そこで夕食をとり、明日の買い出しをしてから、テントサイトでテントをはりました。

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