Windows10 備忘録
Win11備忘録
PC備忘録



クリーンインストール時に[システム/回復]パーティションを作るには
MBR環境(レガシー起動,UEFI-CSM)の場合
(1) インストールディスク以外のディスクの接続を外す
(2) インストールディスクのパーティションを全て削除する
(3) そのディスクを「新規」としてすすむ
(4) 以下の表示がでればOK、先にすすむ。出ない場合は最初からやりなおし
「システムで使用」パーティションは1つしか表示されませんが、[システム/回復]パーティションが作られます。
(5) この表示が出ない場合は、戻ってパーティション容量の手動設定をやりなおす。
「システムで使用」パーティションが作られないと、起動可能ディスクが複数ある場合、このディスクから起動できません。 「システムで使用」パーティションが作られたことを確認して次にすすみます。

クリーンインストール後すぐにすること
(1) 高速スタートアップの停止
複数起動ドライブがある場合、停止にしておかないとディスク変更時にDISKCHKが起動してしまう。
[電源の追加設定][電源ボタンの動作を選択][現在利用可能でない設定を変更します][高速スタートアップを有効]→チェックを外す
(2) SMB1.0と.NET Framework 3.5の有効化
SMB 1.0は、自宅内LANを簡単にするため、.NET Framework 3.5はWindowsLiveMail等使用のため
[プログラムと機能][Windowsの機能の有効化または無効化]から
(3) [設定][システム][詳細情報][システムの詳細設定]
@ コンピュータ名設定
A ハードウェアデバイスのインストール設定...自動ダウンロード[いいえ]
B 詳細設定...パフォーマンス[パフォーマンスを優先]
(4) デスクトップアイコン
@ デフォルト表示アイコンを指定
[設定][個人用設定][テーマ][デスクトップアイコンの設定]から
A アイコンを小さく...右クリックメニューから
(5) タスクバーの設定
@ 小さいタスクバーボタン
A タスクバーに表示するアイコンを選択...すべてON
(6) クリアタイプテキストの調整...フォントを見やすく
[設定][個人用設定][フォント][CleaTypeテキストの調整]から
(7) IME互換性をONに
古いソフト(PhotoShopElements2など)が動作不良になることがあるので
[設定][時刻と言語][言語][日本語][オプション][Microsoft IME][オプション][全般][以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う] ONに
(8) [F8]セーフモード起動可能に
>bcdedit /set {default} bootmenupolicy legacy

インストール前後(ダウンロード版アップデータ)
(1) アップデータからのアップデート
アップデータは、32bit版と64bit版があり、元のOSによって選択使用する。
Microsoftダウンロード版無料アップデータからのアップグレードは。パッケージ版など、個別のプロダクとキーをもつもののみで可能。 ボリュームライセンス版などは、アップデート後のデジタル認証ができない。
通常のプロダクトキーをもつWindows7などからは、アップデート後、インターネット接続して、デジタル認証できる。
2023年10月、アップデータからの Win7,8 -> Win10 はデジタル認証できなくなりました。ライセンス購入が必要となりました。
(2)「DVD-RAM Driver Software/BD Driver Software」の互換性が無く削除を求められてアップデートがすすまない
「DVD-RAM」という文字の含まれた、ファイルやフォルダがあると、このエラーが出る。
アップデート時に名前を変更する、外部媒体に引っ越しておく、HDDなどの接続を切る等して、アップデート時の検索にかからないようにする。
(3) ロールバック可能期限
アップデート後、元のWindows7や、Win10の従前ビルドなどに、戻すこと(ロールバック)ができるのはアップデート後10日まで。この間にアプリやハードウェアの動作を確認する。 テレビ受信ボードや動画キャプチャボードなどのドライバがすんなり移行できないことがあるので、ハードウェアドライバの動作確認を先にする。 駄目ならとりあえず期限内に元に戻して次の手(Win10対応品へ移行、ドライバを探すなど)を考える。

Windows10の自動アップデートを停止する設定
(1) system32/services.msc (サービス設定)
Windows Update->無効に
(2) system32/gpedit.msc (グループポリシー設定)
コンピューターの構成->管理用テンプレート->Windowsコンポーネント->Windows Update
@「Windows Updateのすべての機能へのアクセスを削除する」->無効に
A「自動更新を構成する」->無効に
(3) タスクスケジューラー
タスク スケジューラ ライブラリ -> Microsoft -> Windows -> WindowsUpdate
「Scheduled Start」右クリック -> 無効に
(4) コントロールパネル->システム->システムの詳細設定
ハードウェア->デバイスのインストール設定
「デバイス用に利用可能な製造元のアプリとカスタム アイコンを自動的にダウンロードしますか?」->いいえ

Windows10最終ビルド22H2の問題
22H2の「日本語IME設定」の互換性の「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」がOFFになっていると、動作不良を起こすソフトウェアがあるようです。 その場合、これをONにします。

ファイル共有している自分のコンピュータが
ネットワークアイコンを開いても表示されず、
他のコンピュータでも同様に表示されない
IPアドレスでアクセスすれば共有は機能している
【準備】
プログラムと機能 -> Windowsの機能の有効化または無効化
SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポートで、クライアント、サーバー、自動削除とも機能させる
【方法1】 サービス -> Function Discovery Resource Publication
一旦停止して開始する
サービスを自動(トリガー開始)にする
【方法2】 設定-ネットワーク ->「ネットワークのリセット」を実行する。
【補足】
PCのIPアドレスをDHCP取得でなく、固定IPアドレス設定にしてみる

同時使用のWindoes7/WindowsXPでCHKDSKがかかることを回避
高速スタートアップを無効にする
電源オプション
電源ボタンの動作を選択する
現在利用可能ではない設定を変更する
高速スタートアップを有効にする -> チェックを外す(有効にしない)

Windows 7 デスクトップ背景色
#3B6EA5
Windows10のデスクトップ背景色は濃いようなので、Windows7の背景色のRGB値をメモします。


[F8]キーでセーフモード起動する設定
Windows7までは、F8キーでセーフモード起動できましたが、Windows10では標準では起動できない設定が標準となっています。 これを従前のように、F8キーでセーフモード起動できるようにする設定です。
(1) コマンドプロンプトを管理者モードで起動
(2) 以下のDOSコマンドを入力
>bcdedit /set {default} bootmenupolicy legacy
これで以後 F8キーでのセーフモードが可能となります。

所有者権限が無いなど削除できないファイルを削除する
C:\$WINDOWS.~BTフォルダ(ディレクトリ)を削除する
Windowsのメジャーアップデートで正常に終了しなかった時などに残る「$WINDOWS.~BT」フォルダを削除する必要がでました。
エクスプローラーからGUIではできませんでしたが、DOSコマンドから実行したらできましたので備忘録します。

(1) セーフモードで起動(セーフモードでなくてもよいかもしれません)
(2) コマンドプロンプトを管理者モードで起動
C:\Users\user>
(3) 以下のコマンドを実行
@ ルートディレクトリに移動
C:\Users\user>cd c:\

A ファイル&ディレクトリ(フォルダ)確認
c:\>dir
...
c:\ のディレクトリ
2024/08/13 21:22  <DIR>  Intel
2024/08/12 01:56  <DIR>  mAgicTVD
2024/08/13 21:42  <DIR>  NVIDIA
2024/08/12 06:54  <DIR>  PerfLogs
2024/10/25 22:31  <DIR>  Program Files
2024/10/26 18:10  <DIR>  Program Files (x86)
2024/10/26 18:27  <DIR>  Users
2024/10/26 19:32  <DIR>  WINDOWS
2024/10/26 17:48  <DIR>  $WINDOWS.~BT
...

B カレントディレクトリを削除目標ディレクトリに変更
c:\>cd $WINDOWS.~BT

C所有者を Admonistrators に
c:\$WINDOWS.~BT> takeown /F * /R /A
時間がかかります

Dアクセス権変更、Admonistratorsにフルアクセス権を
c:\$WINDOWS.~BT> icacls * /T /grant Administrators:F
時間がかかります

E 一つ上のディレクトリに出る
c:\$WINDOWS.~BT>cd c:\

F ディレクトリを削除する
c:\>rmdir /s $WINDOWS.~BT

GIGABYTE B75M-D3H(2012年発売)
現在2号機として稼働中
2005年以来 LGA775ソケットの GIGABYTE GA-EG45M-DS2H(2008年発売) 使ってきましたが、 LGA1155ソケットの GIGABYTE B75M-D3H(2012年発売) にマザーボードを交換しました。 交換理由は、USB3対応、SATA3対応、UEFI対応 の3点。
(1) オンボードでUSB3対応。カメラ、ビデオカメラ、ボイスレコーダーなどからのデータ取り込みでは、 これまではPCIバス用のUSB3カードで対応していました。
マザーボード交換でUSB3用拡張カードが外せると思ったのですが、 WindowsXPで使う場合は、IntelがWindowsXP用のチップセット用USB3ドライバを供給していないので、 従前と同じに拡張カードでUSB3対応することになります(Intelケチですねえ)。
(2) SATA3対応。システムディスクをSSDにしているので少しでも高速になれば嬉しいです。
(3) 最近はUEFI(GPT)起動が、BIOS(MBR)起動より一般的なので、流れに乗れるようにと。
私は、必要なツールの関係で、SSDを切り替えてWindowsXPを使うことがあります。 このマザーボードは、WindowsXPが使える最後の頃のマザーボードです。少し工夫すれば Windows 11 も使えます。 いろいろ試せるこのマザーボードは、PC遊びをする私にはちょうどよいスペックのマザーボードです。
  1. マザーボード
    GIGABYTE B75M-D3H(LGA1155)
  2. CPU
    Intel Core i7-3770K 4コア8スレッド 3.5GHz
  3. 拡張ボード
    (1) グラフィックボード
     ELSA GeForce GTX750Ti(GDDR5 2GB)
     ASUS GeForce GTX1650super(GDDR6 4GB)
     MSI GeForce GT710(GDDR3 2GB)
    (2) GV-MVP/XSW 地デジ/BS 視聴ボード(PCI-e)
    (3) canopus MTVX2006FX アナログビデオキャプチャボード(PCI)

ケースが2005年頃のケースなので、USB3ポートが無く、マザーボード背面ポートを使って延長ケーブルを使っている現状です。そのうち替えるか正面にパネルを追加したりしましょう。



TPM(1.2)モジュール取付
マザーボードにはTPMモジュール取付コネクタがあります。Windows11要件はTPM2.0ですがこのボードが対応できるのはTPM1.2 までです。ネットで2000円くらいで買えるので取り付けました。今の主流は14(-1)ピンですが、これは20(-1)ピンです。
TPMモジュールを取り付けたことで、セキュアブートやビットロッカーが使用できるようになります。
1. モジュール取付とドライバ確認
モジュールが正常に取り付けられれば、Windowsはドライバを組み込みます。


2.セキュアブート設定
セキュアブートは2012年Windows8からの機能なので2012年のこのマザーボードはぎりぎり対応できます。しかし、セキュアブートする設定についてマザーボードのマニュアルには書かれおらず、設定完了まで試行錯誤しましたので備忘録しておきます。
(1)SATAはAHCIモードに
(2)TPMを有効に
(TPMモジュールが無い場合はメニューはでません)

(3)UEFI起動とセキュアブートの有効化準備

  1. Windows8以降のOSでは、OSタイプはWindows8を選ぶ
  2. CSMサポートを無効にする
初回設定の場合この後セキュアブートキーを設定も必要です。
(4)セキュアブートキーの設定
  1. セキュアブートモードをカスタムに
  2. キーマネージメントを選択
  3. インストール デフォルト キー マネージメント
  4. 戻って、セキュアブートモードをスタンダードに

(5)セキュアブートの確認
PCを起動してシステム情報で確認(msinfo32)


3.ビットロッカー実行
TPM設定とセキュアブート設定が完了したのでビットロッカードライブ暗号化が実行できます。


実験的にTPMモジュールの取り付けや、セキュアブート、ビットロッカー暗号化をしましたが、私のPC使用形態では、ドライブの暗号化は不便にしかならないので、 使用することはありません。

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