ふらり北海道へ
2007/08/09(Thursday)-10(Friday)
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 夜、強く雨が降っていましたが、今朝もここ小樽は陽がさしました。テレビのニュースを見ると、あいかわらず、北海道はどこもよくありません。晴れていれば、乗らなきゃ損々と、乗り出しました。積丹岬までは行けるなと、昨日来た余市方向へ走らせました。ここでまた不思議。小樽を離れると降ってきます。なんとなくわかってきました。小樽は北を石狩湾に向けて三方を山に囲まれています。梅雨のような雲のできかたで、南、西方向からの風の時期ですから、雲は小樽の手前の山にできて小樽にはかからないのでしょう。冬の新潟と関東のようといいますか、瀬戸内のようといいますか。とりあえず、積丹岬くらいまで走ってまたひきかえしてきました。やはり雨にあたったりしたので、写真はとりませんでした。
フェリー
 フェリーに乗るためフェリー乗り場へ向いました。函館-青森のフェリーは乗船待ち時間が少ないのですが(30分前、飛び込みでも乗れるくらい)、新日本海フェリーは、1時間30分前です(1時間くらいでも大丈夫のようです)。
フェリー
 とりあえず船室へ。二等寝台はこんな感じです。天気は写真の通り。
フェリー
 船内です。シアタールームがあったり、レストランがあったり、展望風呂があったりして、約一日弱の船旅ですが退屈しないように工夫されています。北海道のメジャーなおみやげも船内売店にそろつています。風呂は右舷と左舷にあって男女別れています。どちらがどちらにくるかはわかりませんが、日本海の夕日を見たりしながらの風呂は快適です。食事もバイキング形式でなかなかです。
旅は道づれ
 上の写真のようなところに座ってコーヒーなど飲んでいたら、外国人の二人連れの方と世間話と友達になりました。隣で聞こえる響きがロシア語のようだったので、新潟からロシアという旅人かなと思ったりロシアの人とは少し雰囲気が違うなあと思ったりしていました。そのうち、「新潟から佐渡へ行くには?」と聞いてきました。日本語はかたことで要領を得ないので、英語はどうかと訪ねると、英語は仕事で使っているからOKということで英語に切り替えました。そうなると、こちらがかたことであります。(^^;)
 チェコ共和国から夏休みで遊びに来たということでした。電車と自転車で旅をしていて、日本は3回目なので少し日本語が使える。北海道は天気が悪いので、私と同じく早目に切り上げて次に向うことにしたなど、話に花が咲きました。チェコ語とロシア語は響きが似ているんだなと思いました。英語で話し始めたらもう一人の方も、がんがんと話に入ってきて楽しく時間をすごすことができました。でも、すごいなあ、英語はきれいだし。私とはえらい違いました。奇遇にも佐渡は私の故郷ですし、がんがん話はもりあがりました。チェコは旅をするには英語でOKだそうで(日本は英語が使えなくて苦しいとのこと...それはわかります)、来て来てとお誘いをうけました。となると伝統の国チェコも行ってみたくなりました。私は、音楽が好きですので、チェコは魅力的な地です。
新潟着
 翌10日早朝、新潟港に着きました。新潟港は地元ですので、なんか変な感じです。知らない地から知っている地に時空移動した感じです。飛行機で外国から日本に着いた時のような雰囲気といいますか。港から30分ほど走って無事家に到着しました。

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