紀州へ
〜RC42@国道写真取材の旅〜

2006/05/05(Fri)

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田貫湖キャンプ場
 キャンプ場のにぎわいはご覧の通りです。富士周辺の主なキャンプ場はこの日はどこも賑わっていたようです。帰り道、みかけたキャンプ場はどこも車がいっぱいでしたから。
 さて、今日はしっかり目覚ましをかけ5時に起きました。相変わらず曇っていて富士はのぞめそうにもありません。片付けをし、朝食をとり、6時頃キャンプ場をあとにしました。
 ここからは、また国道52号線に戻り、甲府をめざすことにしました。途中で、後ろから見たようなシルエットのバイクがついてきます。CB750Fの特徴的な四角いウインカーレンズのシルエットです。「おお、Fかあ。」と、バックミラーを見ながら走っていると、どうもエンジンヘッドのはみ出しがただものではありません。「あん?CBXかあ?」と思い、減速してみると、赤のタンクの初期の頃のCBX1000でありました。途中の信号待ちで声をかけ、おもわず世間話をしてしまいました。変なおやじが声かけて失礼いたしました。これも写真を撮りそこないました。私が先に行ったので(RC42には楽しい峠道でした)、今度こそ写真と思い直して待っていたのですが、現れません。別の道に折れたか、峠を楽しんでUターンしたのかもしれません。残念。
CBX1000
 これが出会ったのと同じ車体色のCBX1000(1980)です。空冷6気筒と、当時のどのバイクよりスーパーなバイクをめざしたHONDAの意欲作です。性能も確かによいのですが、車体幅、フレーム剛性(エンジンをフレームの一部とするダイヤモンドフレームです)、メンテナンス性の悪さ、運動性の悪さ(大きくいこと、気筒数が増えると低速トルクが得にくい)、などでスーパースポーツとしては4気筒CB900Fの発展のCB1100Rなどがになうようになり、後期はツーリングバイクとしての味付けで歴史をとじたバイクです。
甲府市
 早朝の52号線は、きのうとはかわって空いていました。あっというまに甲府市につきました。コンビニに寄り休憩ついでに帰りのコースを考えます。つまり、新潟の長岡にむかって20号18号8号(または117号津南まわり)と長野からまわるか、秩父-高崎-17号とまわるか、軽井沢・浅間-中之条-新治-17号とまわるかです。高速は使わずのんびり行くことだけ決めています。秩父まわりは高崎からの17号が知り過ぎていてだるいし、軽井沢まわりは飽きないいいコースだけど、連休の軽井沢通過は避けたいし、長野まわりは、ちょっと寂しいしここも知り過ぎているところだから...なかなか迷います。混んでもツーリングなバイクにも会えそうな軽井沢まわりのコースをとることに決めました。ちなみに、ナビのおまかせコースは長野まわり(8号線を使う道すじ)を示しました。
浅間山
 予想通り軽井沢周辺は車の渦でした。すりぬけ、すりぬけ、146号に入るとやや空きましたが、混雑にはかわりありません。浅間ミーティングクラブの二輪博物館の展示車入れ換えをしたと聞いていましたので、ちょっとよって行こうと混雑も避け有料道路に入りました。さすがに有料道路は空いています。ツーリングバイクな人たちもたくさんでした。900super4、GT550、RG250、RD350、RZ250など、ちょっと古いバイクも会いました。この後、とんでもない出会いがあるとは予想もせず休憩ポイント浅間園に向かいました。
JSC全国ミーティング
 浅間園の駐車場に入っていくと、見たことのあるメガゼウスが...脇にはYさん!声をかえると、お互い「えーっ!?何でここに?」むこうは私がこんなところに何しにと思ったでしょうし、私はミーティングは菅平と聞いていましたから何でこんなところにと思ったのです。Yさん曰く「Hさんも来てるよ。みんな来てるよ。」私「なんで〜?」...「ミーティングでのツーリングで来たんだよ」「なぁるほどぉ」 駐車場に行くと、いるわいるわJSCのみなさん。知り合いの方とお話をした後、Hさんと対面、Yさん同様のリアクション後しばし談笑。帰る方向が同じなので途中までいっしょに走ることにしました。146号を北上し、146号、144号、145号の三叉路で別れました。みなさんは144号菅平方向へ、私は145号中之条方向です。
田助饅頭
 軽井沢あたりは日帰りツーリングコースなので、ツーリングは終わって地元を走る感覚です。中之条からは近道のため山道に入り17号新治にでます。ここで自宅にメール「田助饅頭いるか?」...「いる」との返信。新治の信号を少し逆行して田助ドライブインに。饅頭はごくふつうの温泉饅頭ですが、この場所が私には懐かしい場所なのです。今は関越自動車道ができたり、コンビニができたりしましたが、私が学生の頃は、新潟-東京間は国道17号こそが生命線でした。昼の交通量はものすごいもので、また大型が多いので、バイクでも抜きにくく、長時間走ると排気ガスで真っ黒になったものでした。それで、帰省などの往きかえりは道路の空く夜を狙っていました。そうすると今度は深夜営業の休憩所がありません。この田助ドライブインは24時間営業で、トラックやバスがいっぱいでした。ここで一休みしては運転手さんたちと世間話をしたり食事をしたり暖をとったりしたのでした。今は建物もかわり駐車場も小さくなりました。貼られたバス会社などの指定の看板が往時をしのびます。
三国峠
 国道17号は、今は高速道路もありそれほど混雑しませんし、三国峠は750クラスには楽しいワインディングロードです。今日も快適にワインディングロードを楽しみました。峠を降りたところには、苗場スキー場です。例年5月連休までは営業しています。苗場、三俣など春スキーで大変にぎわっていました。私もスキーは好きで、バイクシーズンと重なるこの時期はバイクでスキーに行くこともあります。  
ラーメン
 私のお気に入りのラーメン屋さんで、昼食ならぬおやつタイムです。濃い醤油スープと濃い味チャーシューのラーメンです。川口は、「みはらし」食堂のハヤシライスもお気に入りです。きょうはラーメンのほうへ寄りました。店の名前は、「つり吉」です。釣堀もやってるんです。
 また川口には、オートキャンプ場や、いい温泉もありますので紹介しておきます。
帰宅
 無事帰宅。テント、シュラフ、エアマット、グランドシートなどを乾かしたり、荷物の片付けをしたりします。前輪タイヤは交換時期がきました。チェーンもそろそろです。そうそうオイルも交換時期を過ぎました。洗車して、ウィンドスクリーンを外して...次はどこへ行こうかな。
スクリーン取外
 ウインドスクリーン(A760N902)の取り外しについて書きます。購入や取付の参考になればと思います。取付はヘッドライトボルトとハンドルパイプを使用します。スクリーンに取付金具をセットすれば(写真右)、取付・取外は簡単です。取付角度は、私は立て気味にしています。真横からの角度や(写真左)、ステーの位置(写真中)を参考にしてください。走行風が上に逃げる分が多くなるからです。ヘルメットの上のほうまで風が逃げますので高速走行は楽になります。風音は首を少し低くして完全にスクリーン負圧の中に入れば無くなりますが、標準の姿勢ではヘルメット上部にあたる風音がします。私が通勤に使っているスクーターのマジェスティーも若干ヘルメット上部にあたる風音はしますから、汎用品としては良好と思います。デザイン上ハンドルグリップへの風も若干逃がしてくれます。これはマジェスティー以上です。寒い時に風が逃げてくれるのを感じると、格好は悪くなっても、もっと幅が広くてもいいなあと思うくらいです。ライトステーにボルトで共締めしますから、少しステーに締付傷がつきます。神経質な方は対策をするとよいでしょう。私は気にしません。ウインドプロテクション効果は絶大です。長時間の高速道路走行するツーリングでは、非常に快適になります。峠道を攻めるときにはステアリング取付タイプということで若干重さを感じるような気がします。また、目線がスクリーン越しになる時もあります。これも気になるほどのものではありませんが、私は、ネイキッドな雰囲気が好きなこともあり、普段は外しています。

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