動画をFOMAからPCに転送

ビデオカメラ


静止画撮影だけでなく動画撮影ができるムービーカメラ的機能も、もっています。このデータをPCに取り込んで、ムービー素材として活用する手順をメモします。

【1】携帯電話の撮影動画保存先をmicroSDカードにする。
携帯電話のビデオカメラを起動-[メニュー]-[動画/録音詳細設定]-[保存先]-[microSD]-[登録]
【2】携帯電話の画像サイズ(アウトカメラ)を「QVGA(320×24)」程度にする。
購入時は、QCIC(176×144)という大きさです。これは、メール添付などを前提とし大きさなので、少し大きめに設定します。
携帯電話のビデオカメラを起動-[メニュー]-[動画/録音詳細設定]-[画像サイズ(アウトカメラ)]-[QVGA(320×24)]-[登録]
【3】携帯電話の[USBモード設定]を「microSDモード」にして、PCに接続
[MENU]-[LifeKit]-[赤外線・IC・PC連携]-[USBモード設定]-「microSDモード」
【4】携帯電話をPCにUSB接続して、動画をPCに取り込む
[マイコンピュータ]-[リムーバブルディスク(*)]-[DCIM]-[SD_VIDEO] 以下に撮影動画が入っています。*.3GPというファイルです。
【5】動画をPCで見てみましょう。
3GPファイルの視聴には、Quick Time Playerが必要です。iTuneをインストールしてあれば入っていますが、無い場合で、ファイルをクリックしても見られない場合は、個別にQuick Time PlayerをAppleのサイトからダウンロードしてインストールします。
【6】3GPファイルの視聴とデータ変換(AVI、WMVへ)
3GPファイルは、携帯電話などが主に使う形式なので、動画編集をしたり、インターネットアップロード用にしたりするにはマイナーな形式です。そこで、WindowsのAVI形式や、インターネットアップロード用などの圧縮形式のWMV形式への変換も必要になってきます。市販のデーターコンバーターソフトを使えばいろいろできますが、無料のソフトでもできますのでメモします。
(1) AVI形式へ変換
QTConverterというフリーソフトで、3GPファイルをAVIファイルに変換できます。
(2) WMV形式へ変換
Windows ムービーメーカーで、AVIファイルの編集と、WMV形式への出力ができます。
F-08Aで撮影した動画
元の動画(3GP)->QTConverter(AVIに変換)->Windows ムービーメーカー(WMVに変換)

画像をクリックすると動画が見れます

画質はあまいですが、携帯電話で気楽に撮れる動画とすれば、なかなかのものです。音声がモノラルで、録画時の音声入力レベルの調整ができない、周波数レンジが狭い硬質の音というところが残念です。



【 2011 追記 】
音声・映像のソフトウェア環境はよくなっています。以下のソフトなどにより、上に書いた方法より手軽に操作できます。
K-Lite Codec Pack ... 各種コーデックパック
殆どの映像・音声がWindows Media Playerで再生できるようになります。

Free Video Converter ... 各種データコンバーター
殆どの映像・音声の相互変換ができます。

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