デジカメ撮影データ



CASIO QV-10 (1995年)
1/5型(2.9×2.2mm)センサー (25万画素->出力320×240ピクセル=8万画素)



5.2mm f=2.8
日本初のデジタルカメラ。 きれいな写真データは、フィルムかプリントをスキャンしなけらばならない時代でしたが、 カメラから直接コンピュータに写真データを転送できる便利さに惹かれて購入。 画質は見てのとおり、あらいものですが、液晶モニタですぐに撮影チェックできる、 画像を直接コンピュータに転送できる、TV出力できる、レンズ部が回転して自分撮りができる、 そして小型という、今日のデジカメと同じ先進機能をもっていたカメラでした。 現在のデジタルカメラ発展のスタートをきったデジタルカメラです。
これより少し前に、Apple QuickTake 100(kodak DC40) 640×480(画素)もありました。ボディが大きく液晶モニタがなく価格もこれより高く普及しませんでした。


EPSON CP-100 (1996年)
1/3型(4.8×3.6mm)センサー (640×480=35万画素)



43mm相当 f=2.8
CASIOのQV-10のすぐ後に登場したエプソン カラリオ CP-100。 カシオからみると、くっきり系に画像処理された35万画素の画像はきれいで魅力でした。 また、カシオが320×240ピクセルとホームページ用としても画素数が少ないと感じていたところに、 640×480ピクセルの画素数は当時のディスプレー表示には十分で魅力を感じを購入しました。
ホームページ用の画像は、しばらくこれを使って撮影していました。 デジカメですが、液晶モニタはついていません。そのかわりQV-10とくらべると電池が長持ちしました。


Kodak DC210A Zoom (1998年)
108万画素センサー (1152×864=108万画素)



29mm〜58mm相当 f=4〜F4.7
画素数が100万画素を超えてきた時代のデジタルカメラです。ズームレンズもつく時代に入ります。 コダックらしい色味が好きで購入しました。
メモリがコンパクトフラッシュ仕様となり、アダプタでノートパソコンのカードスロットなどを介して すばやく画像を取り込めるようになりPCとの親和性が向上してました。 QV-10やCP-100は、RS-232C(RS-422)ポートへの接続で画像データ転送にはかなり時間がかかっていました。 しかし、USB転送はこの時代ではまだありません。ずいぶん後で気づいたのですが、簡単ですがExif情報も記録されています。
液晶ディスプレーを切っておけば電池も長持ちしましたし、 小さなプリントなら印刷にも使えるようになってきたので、出番の多いデジカメとなりました。


FUJIFILM FinPix 4900 ZOOM (2000年)
ハニカム配列240万画素1/1.7型(7.6×5.7)センサー (1600×1200=200万画素)



12.7mm(58mm相当) f=8
富士フィルム独自のハニカム式CCDセンサーのカメラ。当時のデジカメの中では、抜群に発色・画質のきれいなカメラでした。 弟が買って、その後もらったカメラ。当時の価格は、128,000円。今の一眼レフ並の価格です。


OLYMPUS C-2 ZOOM (2002年)
(1600×1200=200万画素 1/3.2型(4.5×3.4)センサー 画素サイズ 2.81ミクロン平方)



7.3mm(58mm相当) f=9
Kodak DC210A Zoomの後、デジタル一眼レフを買うようになるまで、ずっと愛用していたデジタルカメラです。 今、みるとずいぶんゆるい画像だけれども、WEB用の画像や、L版程度のプリントまでなら十分でした。 USBで画像をPCに転送できるようにもなりました。メモリリーダーも一般的になってきました。
バイクのタンクバックの中にいつも入れて使っていました。誤って何度落としたことでしょう。 それでも壊れず丈夫なカメラだと感心しています。今でも使えます。


FUJIFILM FinePix F10 (2005年)
(2848×2136=600万画素 1/1.7型(7.6×5.7)センサー 画素サイズ 2.67ミクロン平方)




12.2mm(55mm相当) f=8
会社の廃棄品。ローパスフィルターゴミ付着。今やコンデジは消耗品、修理より新品購入。 試してみるとびっくり。よく写ります。富士フィルムのハニカム式CCDの優秀さを感じます。 今時の1000万画素超えのコンデジよりいい絵に感じます。隠れた名機?(2014.11.22記) ->別にレポートしました


Nikon D50 (2005年)
(3008×2000=600万画素 ハーフサイズ(23.7×15.6)センサー 画素サイズ 7.88ミクロン平方)
D1X, D40, D70, D100も同等




NIKKOR 35mm(52mm相当) 1:2 f=5.6
デジカメテスト用に中古1.5万円で買ったD50。 ハーフサイズ600万画素センサーと、昭和の単焦点35mmレンズによる画像です。
撮像素子は現在主流のCMOSでなくCCDです。 下の欄のニコンのコンデジCOOLPIXよりも画素数は少ないですが、ピクセル等倍画像を比較すると、こちらのほうが細部まで解像しています。 画質は画素数を増やせばいいというものではないという例です。
一眼レフレンズは、フィルム時代のレンズも、APS-Cサイズくらい大きい素子に対してなら600万画素は余裕です。 35mmフィルム引き伸ばし感覚の1200万画素くらいまでは大丈夫です。


MINOLTA α sweet Digital (2005年)
(3008×2000=600万画素 ハーフサイズ(23.5×15.7)センサー 画素サイズ 7.81ミクロン平方)


MINOLTA 28mm(42mm相当) 1:2.8 f=5.6
知り合いの家で眠っていたカメラをサンプリング。 ミノルタといえば、昭和な私には、SR-T101 が印象深いです。緑のコーティングのROKKORレンズとともに。
デジタルの時代になり、コニカに吸収、さらにSONYに吸収となりミノルタブランドは消えました。Aマウントは現SONYで生きています。
これはコニカとともではありますが、ミノルタ・ブランドの最後のカメラです。ホームユーザー向けの位置付けですが、 しっかりしたカメラです。2インチ液晶が一般的な時代に2.5インチ液晶、 ボディ側手ぶれ防止機能など、機能もこの時代の先端をもっています。
600万画素CCDセンサーですが、D50などよりきめ細かな印象のする絵づくりです。ミノルタらしいです。今でも十分使えます。 ミノルタ系のこの後のカメラは、SONY α700(ハーフサイズ1200万画素)、α900(フルサイズ2400万画素) などになります。


Canon EOS Kiss Degital X (2006年)
(3888×2592=1050万画素 ハーフサイズ(22.2×14.8)センサー 画素サイズ 5.71ミクロン平方)



EF-S 18-55mm 1:3.5-5.6 f=5.6
2006年発売のキャノンの1000万画素クラスのカメラ。知り合いが使っていたのでサンプリング。
ハーフサイズ1000万画素クラスなら十分現役で使えます。レンズはカメラとセットのズームで、やや周辺の描写があまいかもしれません。


FUJIFILM FinePix F30 (2006年)
(2848×2136=600万画素 1/1.7型(7.6×5.7)センサー 画素サイズ 2.67ミクロン平方)



12.2mm(55mm相当) f=5.6
会社の廃棄品のF10の写りがよかったので中古をヤフオクにて購入。やはりよく写ります。下の少し後のニコンのコンデジ画像と比べてみてください。
2015年現在も、スキー用カメラ、ポケットカメラとして使用中。(2020年シャッター切れなくなりお役目終了、残念)


Nikon COOLPIX S50 (2007年)
(3072×2304=700万画素 1/2.5型(5.6×4.2)センサー 画素サイズ 1.82ミクロン平方)


9.4mm(57mm相当) f=7.2
面積の狭い素子を細かく切って画素数を増やしても、小さい画素にレンズがうまく絵をのせられなかったり、 デジカメのプログラムがデータ処理できなかったりしている見本です。 原寸まで拡大すると、拡大されますが、ノイズが多かったり細かい部分の輪郭のはっきりしない像になっています。


FUJIFILM FinePix F40fd (2007年)
(3296×2472=810万画素 1/1.6型(8.2×6.2)センサー 画素サイズ 2.49ミクロン平方)


9.4mm(57mm相当) f=7.2
評判のよかったF10〜F31系のセンサーを1/1.6型800万画素としたもの。撮影モードは簡略化。 SDメモリが使えるようになり、カメラ充電でなくバッテリー充電器が付属して使い勝手がこの時代として向上。 画質は画素数が増えピクセルピッチが小さくなったことからややF30より質感が低下。解像は悪くない。


Nikon D90 (2008年)
(4288×2848=1200万画素 ハーフサイズ(23.6×15.8)センサー 画素サイズ 5.50ミクロン平方)
D2X, D300, D5000, D300Sも同等



AF-S DX NIKKOR 35mm(52mm相当)1:1.8G f=5.6
D5000と同じハーフサイズ1200万画素センサーのカメラD90。 D5000に対しての強みは、オートフォーカス用ボディモーターをもっていること。ペンタプリズムなど。 ただし弱みもあって、D5000で装着できる非AIレンズが装着できません。


Nikon D5000 (2009年)
(4288×2848=1200万画素 ハーフサイズ(23.6×15.8)センサー 画素サイズ 5.50ミクロン平方)
D2X, D90, D300, D300Sも同等



AF-S DX NIKKOR 35mm(52mm相当)1:1.8G f=5.6
2009年式のD5000。私の初めてのデジタル一眼レフ。 それまでの600万画素クラスカメラは、バイク写真や4〜5人のスナップ撮影は十分なものの、 30〜60人の合奏ステージ写真、集合写真をA4印刷すると一人一人の顔の詳細感には弱さを感じ、デジタルに切り替えられず。 集合写真は、「少し距離をおいって見られる大伸ばし写真」でなく「近くで凝視される大伸ばし写真」なので詳細感が必要です。
2007年のD300、1200万画素センサーの頃から、デジタル一眼も満足がいく感じがしてきて欲しくなってきました。 D300は高価だったので決断に至らず、D90、D5000の登場で購入を決めました。 D5000は、D90に装着できないニコンF時代の非AIレンズ装着できたので購入 ニコン初のバリアングルモニターも初めてのデジタル一眼としては魅力でした。 反面、ボディモーターがなくレンズモーター付AFレンズ以外はAF動作しない、 ペンタミラー式でファインダーが若干狭いというD90に対する弱点があります。


Nikon D700 (2008年)
(4256×2832=1200万画素 フルサイズ(36.0×23.9)センサー 画素サイズ 8.46ミクロン平方)
D3, D3Sも同等

D700画像

AF-S NIKKOR 50mm 1:1.8G f=5.6
息子が突然 D700 の中古を購入。息子の友達がDfを購入されたことに触発された様子。 D600を薦めるも親父と同じじゃつまらないとD700に。フルサイズ1200万画素は、いい色合いのきりっとした絵をつくります。 画像データは良質の1200万画素あれば十分です。


Nikon D3000 (2009年)
(3872×2592=1000万画素 ハーフサイズ(23.6×15.8)センサー 画素サイズ 6.10ミクロン平方)
D2, D80, D200も同等



AF-S DX NIKKOR 35mm(52mm相当)1:1.8G f=5.6
ハーフサイズ1000万画素のD3000と単焦点35mmレンズによる画像です。 D3000は、CCD撮像素子を使用した最後のニコンです。今はCMOS素子が殆どですが、 CCD素子は撮像素子としては優れたもののようで、CMOSと少し違う写真の風合いもいいものです。 D3000の1000万画素CCDは、ニコンのCCDとしては最も画素数の多いものであり(600万画素CCDのD50の画像と比べてみてください) 、 1000万画素は、現在の2000万画素超えのカメラより使いやすい画素数と感じます。 画素数が少ないということで画素サイズが大きく、レンズ画像の結び具合もよい感じがします。
動画撮影機能や、細かな設定はありませんが、オールドニコンレンズもマニュアルモードで装着でき、 コンパクトでカメラとしての機能は十分な使いやすいカメラです。


Nikon D3100 (2010年)
(4608×3072=1400万画素 ハーフサイズ(23.1×15.4)センサー 画素サイズ 5.01ミクロン平方)



AF-S DX NIKKOR 35mm(52mm相当)1:1.8G f=5.6
ハーフサイズ1400万画素のデジタル一眼レフと単焦点35mmレンズによる画像です。 D5000などの1200万画素のより画素が増えています。この頃になるとコンデジの画素競争のように 画素を増やす傾向が出てきました。


OLYMPUS TG-820 (2012年)
(3968×2976=1200万画素 1/2.3型(5.9×4.4)センサー 画素サイズ 1.49ミクロン平方)


9.4mm(52mm相当) f=5
こちらは、1000万画素を超えているのですが、やはり小さいセンサーを細かく分割するだけではだめだという見本です。 コンデジサイズ素子は、1440*1080=150万画素(4:3)、1440*960=140万画素(3:2) くらいが上限でしょう。 このカメラは水中撮影もできるヘビーデューティー仕様。そこが魅力です。


PENTAX Q (2012年)
(4000×2664=1000万画素 1/2.3型(5.9×4.4)センサー 画素サイズ 1.48ミクロン平方)



8.5mm(47mm相当) 1:1.9 f=5.6
1/2.3型センサーのレンズ交換式カメラです。このサイズで1000万画素は 他のコンデジ同様レンズがついていきません。原寸では他と同じように限界が見てとれます。 しかし同じサイズのコンデジと比べれば、別格の解像をしています。PENTAXのレンズその他技術は高いです。


Nikon D600 (2012年)
(6016×4016=2400万画素 フルサイズ(36.0×23.9)センサー 画素サイズ 6.0ミクロン平方)



AF-S NIKKOR 50mm 1:1.8G f=5.6 (2013年)
フルサイズ2400万画素センサーの D600。写りのよいハーフサイズ1200万画素とほぼ同じ画素ピッチでよい写りです。


PENTAX Q7 (2013年)
(4000×2664=1000万画素 1/1.7型(7.6×5.7)センサー 画素サイズ 1.9ミクロン平方)



8.5mm(38mm相当) 1:1.9 f=3.2
Qの1/2.3型センサーを、裏面照射型の1/1.7型のにしたカメラです。Qに比べると画質がかなりよくなっています。


SONY NEX-3N(2013年)
(4912×3264(2760)=1600万画素 ハーフサイズ(23.5 x 15.6)センサー 画素サイズ 4.78ミクロン平方)



16-50mm 1:3.5-5.6 35mm(52mm相当) f=5.6
SONYのAPS-C一眼レフNEX-3nと、標準ズームレンズによる画像です。 SONYのNEXシリーズは人気があります。きれいな結像をしています。ニコンのカメラセンサーはSONY製だったように認識しています。


SONY α7(2013年)
(6000×4000(2760)=2400万画素 フルサイズ(35.8×23.9)センサー 画素サイズ 5.97ミクロン平方)

SONY Alfa7

FE 28-70mm 1:3.5-5.6 50mm f=5.6
SONYのフルサイズ一眼レフα7と、標準ズームレンズによる画像です。
確かニコンのカメラセンサーはSONY製? D600と似た画像です。


Nikon COOLPIX A(2013年)
(4928×3264=1600万画素 ハーフサイズ(23.1×15.4)センサー 画素サイズ 4.9ミクロン平方)
D7000も同等
COOLPIX A

AF-S NIKKOR 18.5mm 1:2.8 f=5.6
ハーフサイズセンサーをつんだコンパクトカメラCOOLPIX Aの画像です。28mm相当の単焦点レンズですが、35mm相当にクロップしても1000万画素(3942×2611)あるので、28mm〜35mmのズームレンズをもったカメラといってもよいでしょう。そして画素ピッチ4.9ミクロンはコンデジとしてはとても魅力的です。見ての通りハーフサイズ一眼レフと変わらぬ画質です。


Nikon Df(2013年)
(4928×3280=1625万画素 フルサイズ(36.0×23.9)センサー 画素サイズ 7.3ミクロン平方)
D4も同等
Df

AF-S NIKKOR 50mm 1:1.8G f=5.6 (2013年)
Nikon Df と AF-S NIKKOR 50mm による画像です。Dfセンサー質感のある絵をむすんでいるとおもいます。


Apple iPhone6plus(2015年)
(3264×2448=800万画素(5.2mm×3.9mm)センサー 画素サイズ 1.59ミクロン平方)


4.15mm(29mm相当) f=2.2
Apple iPhone6plus のカメラ画像です。2015年時点のコンデジよりきれいに写ります。 今時の1000〜2000万画素コンデジより画素数を800万画素と少なくして1画素を大きくし、 29mm相当の単焦点レンズと組み合わせ、優れた画像処理をしているからでしょう。
写真の質感は画素数でないという例に、iPhoneより画素数の少ない10年前の一眼レフ Nikon D50(600万画素)の画像を示します。iPhoneのほうが画素数が若干多く、レンズの換算焦点距離が長いので、 ピクセル等倍はiPhoneのほうが若干大きくなっています。
壁の影のグラデーションや、ガラスの質感、小雨があたった屋根の質感を比べてみてください。明らかに旧式一眼レフD50のほうが上です。 小さい画素にはレンズは光をのせにくく、小さいレンズでは光を集めにくいです。iPhoneの画像データは画像処理で作った部分が多く、 D50はレンズがのせた光による部分が多いデータという違いです。



Canon IXY 180(2016年)
(5154×3862=2000万画素 1/2.3型(5.9×4.4)CCDセンサー 画素サイズ 1.1ミクロン平方)
IXY_180

9mm f=3.5
1/2.3型センサーで2000万画素。画素ピッチは1μ。レンズは仕事のできる画素ピッチではありません。ピクセル等倍画像の画質は荒れが大きいです。


Canon EOS Kiss X7(2013-2017年)
(5184×3456=1800万画素 APSC(22.3×14.9mm)センサー 画素サイズ 4.3ミクロン平方)
X7

CANON ZOOM LENS EF-S 18-55mm f=3.5-5.6 IS STM(35mm)
EOS Kiss X7を借りてきました。興味のあるカメラでした。最小一眼レフとして2013年に登場、2017年まで発売のロングセラーです。ハーフサイズセンサーは殆どが2400万画素となっている2017年現在ですが、一画素の大きい1800万画素センサーは魅力です。最小一眼レフをうたうボディは本当に軽くコンパクトです。動画撮影(ステレオマイク端子有)、タッチセンサーピント合わせなど、現代的な機能もそなえています。最小一眼レフは、実用最強一眼レフかもしれません。魅力的なカメラです。24mmのパンケーキ単焦点レンズをつけっぱなしにして使いたいです。



CAMERA