おまけ
twmを動かす


シンプル続きで twm の話も
これは標準設定ファイルの座標値を変更して...
時計といえば...P1EXE風な...配置にしています(わかる人いないか (^^;) )

.xinitrcで以下のような座標に指定...
twm &
xclock -geometry 95x95-0-0 &
xterm -geometry 84x46+0+0 &
xterm -geometry 84x46-0+0 &
exec xterm -geometry 152x7+0-0 -name login

twm

twmは、GUI環境のベースとなるXorg(Xwindowシステム)のデフォルトのウィンドウマネージャーです。 デスクトップやゴミ箱をディレクトリにリンクさせるデスクトップシステムや、マウスでファイル・ディレクトリを操作する ファイルマネージャー環境がありませんから、GUIというには今日的には苦しい環境です。
FreeBSDでXorg(Xwindow環境)をインストールした後は、Gnome、Xfce、KDEなどのGUI環境へ進むことが 普通ですので、twm環境を展開することはないと思います。
Xwindow環境ではありますので、グラフィック、マルチウィンドウのアプリケーションも、もちろん動作します。 (起動ファイルのコマンドを打つ必要は出てきます。)コマンドを打ってアプリケーションが起動する様子は、 MS-DOS時代のパソコン感覚を思い出します。GUI環境構築後、少し時代を戻して遊んでみました。

.xinitrcの編集

既にXfce4などが起動している環境であれば、「/root/.xinitrc」の
exec startxfce4(あるいはexec xfce4-session)
の部分をを#でコメントアウトし
twm &
xclock -geometry 95x95-0-0 &
xterm -geometry 84x46+0+0 &
xterm -geometry 84x46-0+0 &
exec xterm -geometry 152x7+0-0 -name login
を書き加えます。

デフォルト起動用ファイルは
#cp /usr/X11R6/lib/X11/xinit/xinitrc /root/.xinitrc
で呼び出せます。
呼び出す前に元を名前を変えて保存しておきます
この場合は、
export LANG=ja_JP.UTF-8
を起動スクリプトより前に書き加えます。(日本語表示させるため)

アプリケーションプログラムの起動

ターミナル・ウィンドウで起動コマンドを入力すれば、アプリケーションが起動します。
FireFoxであれば、
# firefox3
で、起動します


Xfceをインストールしてあれば、ウィンドウマネージャーのthunarを動かしてGUIファイル操作したり、エディタのmousepadでviより気の利いた編集作業もできたりします。もちろん画像ソフトのGimpもです。
起動コマンドを打ってアプリケーションが起動というのは懐かしいms-dos環境のようです。ネットワーク、大容量ストレージ、動画関係の環境は、それとは飛躍的に進化していますが


FDclone

サーバーメンテナンスくらいならtwmとTUIで十分かなとも思います。TUIになったときには手際のいいファイラーは、昔から欲しいと思っています。TUIでは、FDのFreeBSD版FDcloneと、viでだいたい作業します。TUIといえどコマンド打つ手間は少なくしたいですから。TUI操作の手際よさは、FDcloneとviも悪くはありませんが、MS-DOS時代にメモリー常駐させたVz-Editorのファイラーとエディタのさくさく仕事感には及んでいない気がします。Vz-Editorの常駐操作感は秀逸だったと感じます。その時代は私はFDを使うことなくVzで済ませていました。UNIXでそれにやや近いのがFDclneとviのコンビです。


日本語ターミナル jfbterm を使う

「sysutils/jfbterm」と、「japanese/uim-anthy」の2つをインストール
コンソールから
# env LANG=ja_JP.UTF-8 jfbterm
で起動し、その後
# uim-fep
でfepを起動する。
fep on-off は、/usr/local/share/uim/generic-key-custom.scm
で設定。



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