四国へ
2005/07/16(Sat)
[1] [2]

雨の出発
　RC42@国道の写真を撮りに四国へ行くことにしました。出発の早朝は雨です。梅雨あけがはっきりしない今年ですが、西の方の天気はよさそうなので、回復を願って出発しました。雨の北陸道を進むと、富山手前くらいで雨があがってきました。そこで有磯海SAに立ち寄り、雨具を脱ぎ荷物のカバーをはずしました。SAでは同じように雨具をしまうライダーをみかけました。
白川郷
　北陸道を小矢部栃波ジャンクションで南下し、白川郷へ。写真は、白川郷でのスナップです。白川郷は観光客でにぎわっていました。
　バスを降りた観光客が歩く道を、人といっしょに移動していても、RC42が静かなおかげで、冷たい目線を感じることもありませんでした。低速トルクがあるので歩くくらいの速さでも走り易いです。
　白川郷は、昔の趣が薄れた印象をもちました。住民が普段生活している家並なので、時代とともに変化するのは仕方がないことですが、佐渡の屋敷森(守)のある民家が並ぶ風景のほうが、古きよき時代の趣を感じます。
R22
　白川郷を後にし、東海北陸道を庄川ICから入り、岐阜へむかいます。高速を使って一気に四国方向までいけばいいのですが、RC42@国道写真を撮る道草をしたくなり、一宮ICで高速を降りました。そこから国道22号線を通り、国道21号線に入るルートをとりました。四国までの道草はしなければよかったかなと、後で少し後悔することになります。
R21
　国道22号線を北上し、国道21号線に入りました。そのまま道なりに米原方向へ進みます。日帰りツーリングでは来ることのない場所なので、国道を走っているだけでも景色が目新しく写り退屈しません。のんびり国道を走りました。
R24
　のんびり国道を走っていると、時間は過ぎていきます。「あら、これはいかん」と、関ヶ原で名神高速へ入りました。名神高速は瀬田東JCTで京滋バイパス方向へ進路をとりました。このまま名神高速で大阪へ向かうルートは何度も走っているので、ここでも少し道草がしたくなり、奈良を経由して大阪へ向かうことにしました。ここでもRC42@国道写真の欲が出て、高速をおりて国道24号線で奈良へ向かいます。
　このころになって、やっとそうのんびり走ってはいられない時間だと気づいてきます。今日のうちに高知まで行く予定なのです。奈良は通過するのみで、阪奈道路へ入り、大阪方向へ向かいます。だんだん日も傾いてきています。こうなると、ひたすらペースをあげ、淡路島へ渡るための明石大橋のある明石へと急ぎます。ここからは、明石大橋を渡り切るまで、写真も何もありません。ただ走りました。
明石大橋
　急いだこともあって幸い明るいうちに明石大橋を渡ることができました。周りがわからない夜にここを通るのは、いくらなんでももったいないです。料金もとられるわけですし。
　この橋を通るのは初めてです。すごい橋です(感動)。他の橋とは規模が違います。他の本四橋よりもでかいです。明石側の地下から、左ターンしながら登っていって、ギューンと、外に出るあたりは、秘密基地滑走路からテイクオフする感覚です。(サンダーバードを想像してしまった私は古い(^^;)) 約4000mの直線は真ん中が高くなっているので、登り始めて見えるのは3車線プラス路側帯幅(対行車線も見えるので、もっと幅広く感じて、アメリカの道みたい)の2000mの直線...まさに滑走路、空に向かってスロットル全開、アフターバーナー...バリバリバリ...といきたくなる衝動。スロットルグリップをゆっくりぐいーっと、ひねりいけるところまでいってみたくなります。橋を渡ると、覆面PCがお仕事中でした。私は、運良く助かりましたが、ここは誰でもスピードを出したくなる場所なんだろうなと、一人なっとくして淡路島へ入りました。淡路SAにはたくさんの車がいました。明石大橋を渡ってここでのんびり景色を眺めるだけでもいい場所ですから人は集まるでしょう。
R28
　淡路ICをおりて、国道28号線を走ります。走り始めるや、島の景色や道がかわっていてびっくりします。「なんか都会になってる...」やはり、陸続きになると違う、橋は偉大だなあと、私は生まれが佐渡なのでなおのこと一人感慨にふけりました。国道28号線の走り始めの部分は、ソテツ並木がきれいです。夕暮れの光線の柔らかさも手伝っていい景色です。
キャンプ
　淡路島の変わりようと、なんとなくいい雰囲気を感じたら、四国へ渡る勢いが消えてきました。「今日はここでキャンプするかあ」と。今は、日没の時間くらいですから、高知には深夜にならず着けます。「暗くなれば写真もとれないし、明日の仕事にしよう。」と、最初に目についたキャンプ場の看板のあるキャンプ場でテントをはることにしました。
　日没後の薄明かりがある中を淡路島を少し走りました。明日は夜明け前には行動開始し、四国を一周しようと思うからです。帰りのルートでは、別の本四橋を使おうと思うので、淡路島を明るいうちに走るのは今日のうちです。暗くなってきたので、てきとうな店に入り食事をしました。コンビニで明日の朝食を買ってキャンプ場に戻りました。テントをはって就寝。しかし、今日は、暑い日です。暑さ寒さに強い私もなかなか寝られません。私のテントは、前後を開けると風通しがよいので、風があれば空気が動きますが、今日は風ありません。ひさびさの寝苦しさです。
[1] [2]
[to Index]