佐渡 新保 八幡祭
2007年4月15日(日)



4月15日は新保(しんぼ)の八幡祭です。今年は日曜ということで、高校の時以来でしょう...行ってみました。八幡祭の見所は鬼太鼓パフォーマンスです。新保、大和田、西方の3町内から4つの組が八幡様に鬼太鼓を奉納します。太鼓、鬼、獅子、4つの組が入り乱れ、また、周りの大勢の観客といっしょになって約1時間、盛り上がります。お盆の帰省での夏の観光祭りの鬼太鼓もいいですが、鬼太鼓祭りの中でやっぱり最右翼は新保の八幡祭でした。ずいぶん行っていなかったので、昔の思い込みが強くなっているかとも思いましたが、昔とかわらず、太鼓と舞に熱くなりました。  佐渡の他の地区のみなさんも一度行ってみてください。毎年4月15日午後3時頃です。
 各町内の鬼太鼓は、この日は町内の家々を門付して周ります。
 3時頃になると、八幡様の鳥居前に終結します。そして、歩き太鼓(ふれ太鼓...おんでこがくるぞといううリズム...デンデンデンデン、デデンコデン...)を鳴らします。 観客が集まってきます、しかし、神社前には場所とりの人がすでに集まっています。
 いい頃あいになると、獅子が鳥居から先陣をかけて駆け入ってきます。私の頃は獅子になって、頭を鳴らしてきましたが、今は獅子役が獅子を持って駆けてくるようです。一番はわが西方でありました。よし!
 その後から太鼓が、歩き太鼓を鳴らして入場してきます。場所は獅子がとっているのです...今は場所とりでなく、場所はきまっていました。
 太鼓が位置につくと、ここで初めて鬼太鼓のテーマの太鼓を打ちます。シャットコ、デンコンデン、シャットコ、デンコンデン...。「シャッ」というところは皆で声をかけます...今の観客は比較的静かです。鬼は盛り上がるまで出てこきません。皆でがんがん気分を盛り上げます。
 その後は、鬼、獅子が出てきて、最初の写真のように舞が始まります。太鼓はテーマの他、大きく2種類のリズムが後に続き、最初のテーマに戻って終わります。(音楽的には、大きくABCAのパターン)その後、舞の組が代わって、もう1パフォーマンスするのです。 ちっちゃい子が鬼の振りの真似をしていました。微笑ましいです。
 終わると、歩き太鼓を鳴らして退場します。この後、射手さん詰め所に奉納、その後、また各町内の門付にむかうのです。祭りは一日続きます。


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