紀州へ
〜RC42@国道写真取材の旅〜

2006/05/03(Wed)

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出発
 RC42@国道の写真の取材が終わっていないところは、紀伊半島方面と沖縄です。沖縄はCB750Fourの時代も行っていないので思い入れも少なく、機会があればねらうことにして、まずは紀伊半島方面をめざすことにしました。テントで野宿のきままな旅です。地理感もなんとなくありますし、今はナビ(Panasonic GT30)という強い見方があります。普段の出勤よろしく、準備をして午前7時頃ふらっとでかけました。目的地までの往路は高速でたんたんと移動、復路は国道の旅をしてのんびり帰ってくるという予定です。どこでテントをはるかも決めていない行き当たりばったりの旅の始まりです。
 ツーレポの話題は少ないのでナビの取付を紹介します。
 電源をヒューズを介してバッテリーからとります。(写真下左)私は、2Pコネクタが+−が分けられしっかりしてかさばらないので使っています。テールランプあたりから分岐してメインスイッチ連動がいいのでしょうが簡単に済ませています。その他の器具(無線機、ETC(車で同じように使っているので配線サンプルです。)、携帯電話充電器など)も使うことがあるので、それには、頻度の少ない器具の電源に分岐を入れておきます。(写真下中)携帯電話充電器はシガレットソケットに回路が組み込まれているので、シガレットソケットの受けもここからとれるように準備しています。(写真下右)
 本体はスリムタイプのタンクバックに入れています。本体の下にいい大きさのバッグを敷き緩衝材とコードを急角度で曲げないための逃げにしています。(写真上中) タンクバックのふたを折って閉めると、都合良く本体の前のほうの押さえになります。後ろは下にしいたバックがタンクバックの中に入りある程度固定されます。(バッグと本体を両面テープでおさえることもあります。)これで高速走行でもOKです。(写真上左など)もちろんふたを閉めることもできますし、雨になったらレインカバーもかけられます。(画面は見えませんが、音声案内だけでも十分です。) アンテナはブレーキオイル溜の上あたりにビニルテープでとめます。タンクの上でもOKです。体のかげで少し受信が弱いことがありますが、収納が簡単です。バイクを離れるときは、電源プラグを抜いてアンテナをしまって(もしくはアンテナ線を外して)タンクバックを携帯します。ETC本体もタンクバック式でもいけそうです。使用中の実際は、写真上右のようになります。
休憩
 高速を降りる大阪までは、約600Km。時速100キロなら6時間です。6時間耐久レースの始まりです。RC42は5000rpm以上の高回転を使用すると燃費ががくっと落ちるので航続距離は300Kmが目安です。3時間後は約10時、ちょうどいい休憩時間。「さあて一仕事だあ」と思って3時間ひたすら走りました。走りながら、頭の中では、時速300キロのSSバイクなら2時間かあとか、CB750RC42の性能時速200キロなら3時間だなあなどとよからぬ考えが浮かんでは消えていきます。鈴鹿8耐などではどのくらいでライダーチェンジするのかなあとか、よけいなことも考えます。同じ姿勢はエコノミークラス症候群もまずいかなあと、時々体を屈伸したり。どこのインターか忘れましたが、10時頃、給油と休憩をとりました。

連休渋滞
 名神高速に入ると、さすがに連休渋滞です。バイクは縫って走らせてもらうので動きはとれますが、ペースはがくっと落ちます。予定の午後1時につけるかどうか怪しくなってきました。車の間を走っていると、自分のバイクの音が反射してくるのでよく聞こえます。その音の中に異音がします。クラッチをつなぎ、後輪にトルクがかかり始めると「カシュー」というような音が入ります。ああ、チェーンがオイル切れでカサカサになっちゃったようです。サービスエリアも満員御礼。2回給油&休憩と思いましたが、燃料はもちそうなので、行けるだけ行ってしまうことにしました。
なんば着
 渋滞の影響もありましたが、午後2時前には大阪なんばに着きました。名神の渋滞に入る前にだいぶがんばったのかもしれません。ここからは26号線で和歌山に向います。ここでお決まりの国道写真を撮りました。道路沿いのローソンで昼を調達し、CBにも給油し、国道を南下しました。
和歌山
 順調に国道を南下し、和歌山に入りました。和歌山城脇で写真を撮り、休憩ついでに和歌山城公園を散歩。
 さて、ここで気になるのがチェーンのオイル切れ。どこかバイク屋さんでと思っていると、国道沿いにに○ッドバロンを発見。しかし、ここで一瞬躊躇します。昨年、釧路 の○ッドバロンでツーリング会員でないからとオイル交換を断られたからです。それでも、この後どこにバイク屋さんがあるかもわからないし、気になり始めると気になるし、飛び込んで聞いてみました。すると、「いいですよ!すぐやりますから。」と、メカニックの方の嬉しい対応をいただきました。和歌山の○ッドバロンは、いい店だ。というか、親切のメカニックさんがいてくれました。チェーンオイルをメンテナンスしてもらい、お代を聞くと、「いりませんよ。」和歌山にはいい人がいる。流石、御三家紀州の殿様の城下町、太っ腹。走り始めると、すっかり異音は消え快調です。さあ、元気だして、白浜めざそう。
R42
 和歌山から南下し、紀伊半島をぐるっとまわっているのが国道42号線です。これからはこの道を走ることになります。ここでおきまりの写真を一枚。ちょいとしゃれでRC42@R42であります。

瀬戸内海の夕日
 国道42号を南下していると、時折、右手に瀬戸内海、そして淡路島が見えます。写真をとったりしていると、距離が進んでいないわりに時間はどんどんたちます。吉備から阪和自動車道に入り白浜に着く頃にはすっかり暗くなってきました。今日の野営地がだんだん気になってきます。白浜から国道42号を北上します。この辺でツーリングマップを開いてみます。とびこんできたのが、日の岬。ここでキャンプするかあとバイクを向けます。その頃はすでに夜の闇の中、海岸線を走っているはずですが、景色は何もわかりません。日の岬手前の御坊市の煙樹ケ浜キャンプ場で野営することにしました。
 キャンプ場につくと、ここも連休で大にぎわい。近くのスーパーで晩飯と明日の朝食を調達し、食事を取ると、睡魔が。今日は何キロ走ったのだろう。10時頃には眠りにつきました。zzz...


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