DX18-55mmズームレンズは、ニコンのDXフォーマット(ハーフサイズ/APSC)カメラ用の標準ズームで、ボディとセットで販売もされる安価なレンズです。安価といっても写りはニコンレンズ。単焦点や明るいズームが必要なければこれだけでOKです。 歴代のDX 18-55mm ズームレンズの詳細はニコンのサイトでどうぞ。 2005年 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED D50の発売と同じくして登場。廉価版ながらEDレンズも使用。 2006年 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED II EDIIでの変更点は、デザイン(シルバーリング)と1万円安くなったこと? 2008年 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR 手振れ抑制のVR機構が採用される。EDレンズ仕様でなくなる。 息の長かったモデル。写りもよく使いやすいレンズ。 2014年 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II 沈胴式が採用される。収納時の見た目はよいが使うときに出す手間が増える。 2016年 AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR ステッピングモーター採用でAF性向上するが、使えるボディが新しいものに限られる。 |
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AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED II on Nikon Df | AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR on Nikon Df |
18mm けられます | 18mm けられます |
24mm 使えるかも? | 24mm 4角に影 |
35mm 使えるかも? | 35mm 4角に影 |
55mm 使えるかも? | 55mm 4角に影 |
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左右の時間差は約1分。この間に光具合が変わったかもしれませんが、階調が出ているのはEDのほう?光が変わった? |
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左右の時間差は約1分。この間に光具合が変わったかもしれませんが、アンテナや電線の輪郭がしっかりと見えるのはEDレンズの効果?感じ方の違い? |
このシリーズのレンズを使い始めたのは、私が初めてデジタル一眼レフD5000を購入したとき、それにについていた「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」を使ったときからです。 廉価版のレンズでF値が暗いものの、写せばシャープな写りで、手振れ補正のVR機構もついていて使いやすいレンズという印象をもちました。DX機のD5000やD90では、24mm単焦点か、これかという常用レンズになっています その後、旧モデルは、VR機構はないもののEDレンズ仕様と知って興味が出て「AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED II」を購入しました。 このシリーズのレンズはセットレンズとしても販売されているので、ネットオークションなどで安く手に入れることができます。それで、後のシリーズの沈胴式ステッピングモーターAFの「AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」を新品購入したのですが、新しいシリーズボディでないと使えないことを私は知らず、D5000やD90では使えず、使えたのはフルサイズのDfだけというおバカをやらかし、結局オークションに出してしまいました。同時に、沈胴式は、しまったときの見た目はよいけれど、使うときに引き出す手間があってあまり使い勝手のよいものでないということも感じました。 現行レンズは「AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」のみだけで少し古いボディでは使えません。スペアレンズを求めるなら、旧タイプのVR機構がついて沈胴式でなく使いやすい「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」か、EDレンズ仕様(VR機構なし)の「AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED(II)」がよいでしょう |